19-20モデル JSBA8期連続デモンストレーター臼井裕二のセンタリング理論と調整方法

19-20モデル JSBA8期連続デモンストレーター臼井裕二のセンタリング理論と調整方法
JSBA8期連続デモンストレーターとして活躍する臼井裕二のセンタリング調整、センタリング理論を紹介しよう。そもそもセンタリングってなに?真ん中に取り付ければいいんじゃないの?と、わからない人のために解説!そして、分かっている人にも臼井裕二のアングル理論を公開していく。

<センタリングとは!?>
▲ボードの真ん中に乗るためのセッティング
▲滑り手の滑りやすいセンターポジションに取り付ける
▲ブーツは0.5cm刻み、ビンディングのサイズは一般的にS/M/L。これをセットする
▲ブーツのつま先もかかとも板から出過ぎないところにセットする

これが一般的にセンタリングである。例外としてもある。板のウェスト幅とブーツサイズ(ブーツのアウターサイズ)によっても大きく変わる。一般的なブーツサイズから離れている場合は自分の好みではなく物理的に真ん中に取り付けることになる可能性が高い。最近ではかなりウェスト幅が太い板も多いため、選べないということは少ないだろう。
SP Bindingsはディスクの溝をつま先とかかと方向へ向けてセットし、調整する。例えば、かかと側からブーツが出過ぎているとかかと側エッジで板を立てた場合、ブーツが雪面にぶつかってしまう。そうするとブーツに圧がかかってしまいエッジがルーズになる。これが原因でエッジが抜けてしまいやすく転倒につながってしまう。つま先も同様だ。2つのことをクリアする位置内で自分好みにセットするのがセンタリングである。

<臼井裕二独自のセンタリング設定>
後ろ足は真ん中にセットしている
SP Bindings SLAB.ONE Mサイズ
head Snowboards EIGHT BOA 26.5cmを使用している
前足はディスクをつま先、かかと方向へ溝を向けセンタリング調整できるようにしている。一般的には真ん中に付けるのが正解だ。臼井裕二は、前足はつま先側にビンディングを寄せて付けている。その理由は、前足を進行方向へ大きく向けたアングルセットにしているからだ。角度をノーズ方向へ大きく振ると足の親指がつま先エッジから遠くなる。親指がエッジに近い位置で踏むことが臼井裕二の理想のセッティングであるため、センタリング調整でつま先側にビンディングを取り付けているのだ。このことによりトゥーサイドターンの切り返しがしやすくなる。遠くなれば遠くなるほどトゥーサイドターンに切り返しがしにくくなる。つま先がトゥーエッジから離れ過ぎないセッティングを凄く意識している。前足と後ろ足のセンタリングを変えているということだ。

<臼井裕二のセンタリング理論>
ブーツのセンタリングの基準についてだ。
ブーツの真ん中がセンターなのか?
臼井裕二の理論は、力のかかるところからかかるとところまでの真ん中をセンターと考える。つま先の先端は力が入りにくい。指の付け根からかかとまでの真ん中をセンターと考えている。つまり、ブーツの真ん中よりも少しかかと側になるという考えだ。だから、前足を少しつま先側にセットしている。

臼井裕二の理論は、すべての人に通じる訳ではないが試す価値あり。ブーツをワイズベースでサイズを選んでいる場合は特にセンタリングについて注意しなければならない。彼の理論を参考に色々とセンタリングを試し、ベストポジションを見つけてほしい。一つの正解はない。自分にあったポジション、好みのポジションが正解である。

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