カービングとグラトリの融合スタイルを追求し続ける/菅谷佑之介
SPチームに加入して4年の「菅谷 佑之介」
カービングとグラトリの融合スタイルの先駆けとして
今もなお追求し続ける彼に話を聞いた。
Q1:カービングとグラトリの融合ってズバリなんですか?
菅谷:単にカービングとグラトリを同じ板でやるのではなく
斜面の上から下までを1つの流れで滑る。
その意味合いを【融合】という言葉に含ませています。カービングと相性のいいグラトリの選択とグラトリをスムーズに繋げられるカービングラインの選択、そしてそらを行う技術が必要になってきます。
減速しないよう滑ることも大切ですが、ただ単に直線的に滑ればいい訳でも無いです。
Q2:始めたきっかけを教えてください
菅谷:中学時代にテクニカル系のスクールに所属してました。そこでカービング練習しながら、個人的にグラトリにも興味があったので取り組んでいた所、スタイルが混ざりました。
Q3:まずは何から練習すれば良いですか?テクニック、コツやポイントがあれば教えてください。
菅谷:カービング、グラトリそれぞれの練習はもちろんですが、最初は簡単なトリックをカービング中に安定して入れられるよう繰り返すのがオススメです。
ポイントは、滑っている板の方向に対してトリックをスタートさせ、トリックの終わりも板を滑っている方向に向けて終わらせることです。エッジでしっかり回転を止める動作が必要となってきます。
Q4:グラトリとカービングの融合スタイルにおすすめのアイテムこれが向いてるなどあれば教えてください。
菅谷:足回りのアイテムは、head EIGHTBOA、SP SLAB.ONE、SP CORE、RECT DISCを使っています。
head EIGHTBOAは、かなりハードなブーツとなりますが、高速域でも板に対してブレずに力を与えられるので気に入っています。
また、SPのバインディングはノーズテール方向には自由度が高く、トゥヒール方向には反応がいいので、カービングとグラトリの両立に適していると思っております。
RECT DISCは僕が開発販売を行っている、スノーボード用 プレートなのですが、バインディングの位置を高くすることにより、グラトリ、カービング双方においてエッジングを強く行うことができます。また板のフレックスをコントロールできるよう設計しておりますので、ご自身に合うものをチョイスしていただければ、デメリットなく板の性能向上が可能となっております。
RECT DISC https://rectdisc.theshop.jp/
Q5:菅谷さんはご兄弟でライダーとして活動されていますが、
兄弟で滑ったりもするんですか?
菅谷:私のライディング撮影は、ほとんど弟が行っております。神立スノーリゾートバックアップのもと2人で活動しております。
Q6:ご兄弟仲が良いのですね。何歳くらいから2人で一緒に滑っていますか?
菅谷:5〜6歳頃から一緒に滑っていると思います。
Q7:最後に、これからグラトリとカービングの融合スタイルをマスターしたいという方に一言お願いします。
菅谷:難しいジャンルですが、見ていても滑っていても楽しく、かっこいいスタイルだと思います。
若い才能の出現に期待してます。
【Profile】
菅谷佑之介/1994年10月30日生まれ
■身長/160cm ■スタンス/グーフィー 51cm
■アングル/前27度、後ろ18度
■スノーボード歴/25年
■ホームマウンテン/神立スノーリゾート
■使用アイテム/
ブーツ:head:EIGHTBOA
ビンディング:SP SLAB.ONE・CORE
■Instagram/yuhnosuke_sugaya/
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