「SLAB.ONE」とマルチエントリーの違いって何?

SLAB.ONEには今季より「MULTIENTRY」(マルチエントリー)というのをリリースしている。
基本的な性能は大きく変わらないがトゥーカップにエボバックルが搭載され
微調整が簡単になり、パウダーエリアでの着脱(簡単に足を外せる)も快適になっている。

一般的な2ストラップのビンディングは足の小指側にバックル(ガチャガチャする方)が付いている。
SLAB.ONEのトゥーカップの小指側に一つエボバックルを搭載している。
ブーツとの調整や滑りのスタイルによってホールドを微調整することを容易にしている。

アンクルストラップには通常、足の内側にエボバックルが付いているが
マルチエントリーは足の外側に付いている。

つまり、一般的な2ストラップのビンディングと同じ位置にバックルが付いているので
バックルを2つ外すだけで足を外すことができる。ハイバックを倒さなくても外せるということ。
万が一、パウダーエリアでの脱着を必要とした場合にエスケープが可能になる。
そして、雪面が不安定な場所での装着が必要な場合に
ハイバックを倒さずに起こした状態で足を入れて
ストラップとバックルを通し、装着することが可能となる。

また、ジビングやパークエリアでのハイクアップ。
屋内外スノーボード練習施設などでの着脱の選択肢が増え
好きな方を選ぶことが可能となる。

機能性をそのままに自分の求めるフィールドコンディションに合わせて選んでほしい。
どちらのタイプを選んでも定価は48,000円と変わらない。

デモンストレーター臼井裕二はノーマルタイプの「SLAB.ONE」を選んでいる。
ターンの時に板を倒すことが多いので、雪がトゥーカップへ衝撃を与えることが多いので
バックルはない方がスムーズに行えるとのこと。

フリースタイルで活躍する石川敦士はノーマルとマルチエントリーを使い分けている。
パークを滑る時はノーマルタイプ。パウダーエリアやバックカントリーの時はマルチエントリータイプを選んでいる。

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