「LYT」ってなんのこと?
そのテクノロジーに迫る!【ボード編】

20-21のheadには「LYT」という名前がついているモデルがある。「KIZAMU LYT」「DAY LYT」「ANYTHING LYT」「EVERYTHING LYT」「DAYMAKER LYT」「SHINE LYT」だ。「LYT」は「ライテック」という、ボードを軽量化しパフォーマンスを向上させるテクノロジーの略称。この軽量化を実現しているのが、headの開発したヘキサゴナルコアという芯材パーツで、「ヘキサゴナルコアをそれぞれのモデルにどう搭載するか」これによって、それぞれのボードが本来もっている性能をさらに引き出すことができる。
軽量化とパフォーマンス、これを紐づけたのが「LYT」というわけだ。
ヘキサゴナルコアが生まれた時の映像だが、この動画でイメージしてもらえると思う。

クルージングボードは
LYTでノーズエリアを
重点的に軽量化!

クルージングボードの代表格である「KIZAMU LYT」「DAY LYT」は、パウダーから圧雪バーンまで、あらゆるエリアで雪面状況とスピードに対応できるよう、ノーズエリアにLYTを採用し、浮力を向上。「軽量化されている」といっても、決して弱いわけではないのがその特徴。「KIZAMU LYT」はLYTと合わせてスーパーライトボードアーキテクチャーと呼ばれる軽量&強靭な素材「グラフィン」を採用。「DAY LYT」は、ヘキサゴナルコアに軽量ながらも強い竹材を使用することで強い反発力を叶えている。

ここでは、「KIZAMU LYT」のシェイプから内部構造をお見せしたいと思う。

オールマウンテンボードは
ノーズ&テールを
LYTで軽量化!

オールマウンテンボードであるメンズの「ANYTHING LYT」「DAYMAKER LYT」、ウィメンズの「EVERYTHING LYT」「SHINE LYT」は、ノーズ&テールエリアにLYTを採用。これにより、様々なシチュエーションでのボートの取り回しやすさ、トリックへの対応力が大幅にアップ。また、軽量化により反応が早くなったと同時に、ターンする際に体にかかる負担が減り、長くライディングを楽しめるようになった。ちなみにモデル名に「LYT」という名称はついていないが、headオールマウンテンモデルの最高峰「INSTINCT」も、ノーズ&テールにLYTが採用されている。

「どのような考えで、どのようにテクノロジーが搭載されているのか」これを知れば、ボード選びはさらに楽しくなる。これをヒントに「自分の目指すすべりに合う1本」を見つけよう!

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