限られた時間の中で最高のフッテージを作る大学生ライダー/根本芳希
大学生活を送りながらプロとしても活動している根本芳希。
限られた時間を有効に活用しながらフッテージを残す彼にインタビュー。「休みの日しかすべれない」そんな学生&社会人に役立つ話を聞いた。
—最近はどんな動きをしていましたか?
根本:本来なら大会のために大会が開催されるスキー場で練習を繰り返して大会に備えたりしていますが今シーズンはコロナウイルスの影響で大会がすべて中止になってしまいました。なので最近は、インスタグラムなどのSNSを利用してパークの状況やスキー場のコンディションなどを確認して、いい映像を残すための活動をしています。
—学校に通いながらプロとして活動し、大会を転戦するのは大変だと思います。限られた時間の中で活動するのは大変だと思いますが、どのように動いていますか?
根本:大学生とスノーボードを両立することは大変ですが、両方ともなるべく手を抜かないように心掛けています。大学は課題や実験が多いため、それらが終わり次第スノーボードに取り組んだりしていて、両方とも切り替えを大切にして動いています。また、時間を有効に使うために何事も課された課題はなるべく早くクリアできるように行動していて早く終わらせることでその余った時間を利用して他のことをできるようにしています。
—学校があって山に行けないときに、スノーボードのためにしていることはありますか?
根本:滑れないときは自分の動画を見て分析したり、うまい人達の動画を見ることでモチベーションを上げたり、そこからやりたい技などのイメージトレーニングなどをして過ごしています。
—「休みの日しか山に行けない」「だけど上手くなりたい!」という学生や社会人がたくさんいます。そういう人たちに向けて「限られた時間の中で上手く成るためのアドバイス」があれば教えてください。
根本:限られた時間の中でうまくなるためには、常にスノーボードのことを考えてイメージをしたり「自分のどこがダメでうまくいかないのか」ということをスノーボードがうまい人に聞いて、頭でしっかり理解することが大切だと思います。そうするとやるべき事が明確になる。滑りに対してストイックになれるから、滑る時間が限られていても、濃い時間を過ごせると思います。
—今はどんなことを目標に、スノーボードを頑張っていますか?
根本:PSA ASIAのツアーの大会で優勝すること、そして自分にしか出せないスタイルのあるジャンプをできるように、スノーボードを楽しみながら頑張っています。ジャンプなど、一つ一つの技の完成度やスタイルを向上させて、よりいい写真や映像を残せるようなスノーボードをしていきたいです。
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