18-19モデル 「THREE BOA」「THREE BOA WMN」徹底解説

スノーボードの魅力を知ってしまった。これから道具を揃えたいと思ってしまったあなたに最適なブーツを紹介しよう。

△年間の滑走日数が約10日前後もしくは、それ以下。

△レンタルでスノーボードを何度か楽しんでいて初めてのマイブーツを購入したい方

△初中級レベル(初めて〜ターンができる、中級レベルにあるが年間で数回という方

△数年間のブランクがあり、もう一度スノーボードを楽しみたいという初中級者の方

△年齢と共に脚力が衰え、ゲレンデをシンプルに滑って楽しみたいという初中級者レベルの方

※中級者レベルとは、大小のターンが可能でカービングターンを意識して練習している。簡単なトリックができる、もしくは練習がしたいと考えているレベルの方

そんな方に最適なブーツが「THREE BOA」(メンズモデル)「THREE BOA WMN」(ウーマンズモデル)だ。

2つのモデルは同じコンセプトに設定されており、男性と女性の脚力や骨格を考慮されたモブーツ。男性の脚力の平均値を基準に柔らかさを設定し、女性の脚力に合わせて柔らかさを調整している。女性の骨格は男性よりもふくらはぎの位置が平均的に下についているため、ふくらはぎ部分が工夫されている。高さ調整、ふくらはぎがブーツに当たり痛くないように柔軟な素材を採用している。

それでは、2つの共通のテクノロジーを紹介していこう。

<超軽量&高い防水性>

2つのモデルはフライライトソールを採用し、メンズモデルが平均90g(片足)、ウーマンズモデルが平均64g(片足)となっている。衝撃吸収性を維持しながらこの軽さは、疲れにくく、雪上での楽しい時間をより長く楽しむことを可能とする。

写真はTHREE BOA WMNのフライライトソール

スポーティーなルックスには理由がある。縫い目を極限まで減らすことで防水性を高めている。濡れることの多くは縫製から水は侵入してくるのだ。ブーツ内への水の侵入を抑え、低温によるパフォーマンスの低下、怪我のリスク、防臭、不快感、耐久性の劣化を防ぐ。ただ単に防水性が高いということはこれだけのメリットがあるのだ。

<head独自のホールド機能とレスポンス>

BOA®︎フィットシステムを採用し、簡単で均一なホールドを大切にしている。さらにhead独自の「WRAP STRAP」(ラップストラップ)がBOAワイヤーシューレースと連動しており、約200度方向からホールドする。一般的なBOA®︎フィットシステムより格段にホールド性が高まっている。

ワイヤーガイドとストラップがつながっているのがわかるだろう。ダイヤルを巻き取る度にブーツがホールドされていく。

BOAダイヤルの下の部分にベルクロが備えられている。これそ装着することでタンがズレにくいという効果がある。また、ブーツを雪上で初めて使うときは足の動きに馴染んでいないので外した状態で滑り、馴染ませていくのも一つの方法だ。

 

<ブーツレグストラップを目的に合わせて調整>

柔らかい可動を求めるならストラップを緩めに止める。こうすることで足首の可動、つま先方向へのレスポンスが程よくなる。パウダーやグラウンドトリック、ジビングなどに合わせて調整可能だ。滑走スピードをあげたり、つま先方向へのレスポンスを高めたいときはキツくストラップを止める。そうすることで必要なレスポンスを得ることができる。

<ブーツの前傾角とフレックス>

ブーツには、滑りのコンセプトに合わせて足首に角度を設けている。「THREE BOA」「THREE BOA WMN」は9度、傾けている。初中級者に丁度いい角度に設定している。滑るスピードが速ければ角度は大きくなり、ビギナーはほんの少しだけ前傾角を設けている。柔軟なミドルフレックスに設定している。

<コンフォートカスタムインナー>

ふくらはぎまでしっかりとサポートできるように補強がされており、ホールド性とレスポンス性の高い仕上がりになっている。

脱ぎ履きが簡単なインナーシューレースは引っ張ればロックされ、OPENと書かれたストラップを引っ張るだけでレースを解放することができる。また、足幅調整ベルトが備えられており自分の足幅に合わせて調整が可能である。左右や好みも調整ができるのが嬉しい機能だ。自分の体温で整形ができる素材を採用しているため、履けば履くほど馴染み、フィット感やパフォーマンスが向上していく。

初中級者のニーズに応えた機能を豊富に備えている「THREE BOA」「THREE BOA WMN」をぜひ、お店で試履きをして欲しい。基本的な足型に合うようであれば間違いないブーツに仕上がっている。快適に、スノーボードを楽しんでほしい。

この記事に何かご質問・ご相談がありましたら、以下までご連絡ください。
faq@uspj.co.jp

 

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。