臼井裕二デモから「ターンを磨く」アドバイス フロントサイドターン編

臼井裕二デモから「ターンを磨く」アドバイス フロントサイドターン編

JSBA公認デモンストレーターを7期連続で務める臼井裕二デモにフロントサイドターンについて意識していることをインタビューしました。

フロントサイドターン編

photo by EarthColorShooting

1.ターンに入るときに意識すること、気をつけないといけないことは?

頭や足元だけでターンに入らないように意識しています。フロントのターンはエッジを立てやすいのですが、ここが注意点。それは「エッジを立てるだけ」といった入り方にしない事。つまり「ボードの面(ソール)全体への重み」を忘れないようにしましょう。乗り込む事が雪質の攻略の鍵になります。

エッジを立てただけでは不十分。体全体を使って荷重をしてエッジに乗ることを意識するのではなく乗っているのはエッジなんですがボード全体で乗る意識を持とうということですね。内倒も、しにくくもなるし、上体を板に乗せることができますね。頭の位置が板に近づくことがポイントですね。

2.ターン中盤で意識すること、気をつけないといけないことは?

次のターンを意識しています。準備をしている状況です。そして、切り替えのための「力」を溜めています。ターン弧の大きさにボードと自分の位置関係をシンクロさせる事に気をつけています。そうする事で「力」を上手に使えます。つまり「落下力と遠心力と一緒に進む」と言うことですね。

ターン中盤から次のターンの準備なのですね。驚きです。より早い準備が次のターンの精度を上げます。「落下力と遠心力と一緒に進む」この言葉も臼井さんならではですね。これが実行できたときはいいポジションで非常にスムーズに、かつ加速もしながらターンができる気がします。言葉にするとこういうことなのですね。

3.ターン後半で意識すること、気をつけないといけないことは?

必要な分だけエッジを立てる事を意識しています。良く曲がるボードだとエッジが立ち過ぎないように気をつける必要があります。コントロール性の高いボードだと雪質に合わせ様々な切り替えを楽しみます。目線を下げない様に気を付けて、斜面下方向に頭を上げて広くぼんやり見る事を意識しています。

雪面のコンディションや板の特性に合わせた適切なエッジングが必要ということですね。これが自然を相手にするスポーツの醍醐味でもありますね。頭を上げて、視線の意識も大事なポイントですね。

4.一般的に良くありがちなミスって何ですか?また、改善方法は?

頭(目線)が下がるミスが多いですね。頭が下がると骨格を上手に使えなくなります。転倒も増えますし衝突の危険度も増えます。腰が痛くなる等の問題も出てきます。斜面下方向に目標物を設定し、目線をロックしながらミドルサイズの弧で滑るといった改善方法(練習方法)が良いと思います。

このミスはありがちなので多くの人に当てはまるのではないでしょうか。目標を定め、改善方法をぜひ、練習してほしいです。私も、意識してやってみます。

5.ターンを通して一番大切なことは?

「目線」ですね。筋力ではなくタイミングと骨格を上手に使って滑る事が大切ですね。それには先ず目線の矯正が必要になります。目線を上手に使えるようになってくると上半身と下半身が独立(バラバラ)に動きはじめます。フレキシブルに動かしながら円運動(ターン)の中で「ボードと重心の位置は合っているのか」「身体のどこを支点として使いたいのか」を意識して滑るのが一番大切です。

「目線」目線が正しいと身体も自然に使いやすくなるし、理にかなった動きが可能になりますね。身体の支点の位置を自分なりに見つけるのが大事なんですね。コンディションに合わせた支点を意識ですね。

6.フロントサイドターンを上手くなりたい人へメッセージを!

反った様な姿勢を作る事が大事です。スノーボードは横乗りのスポーツですが、重心を低くしようとすると、反った様な姿勢を作る必要が出てきます。それに伴い身体のどこかに「ねじれ」が発生してきます。そのねじれのコントロールをする意味でも「目線の使い方の練習」が必要になります。どうしたら上半身を起こせるかを考えてみて下さい。必ずそこにヒントがあります。

考えさせるメッセージありがとうございます。この言葉を探求することで大きく成長できそうな気がします。臼井さん、これを読んでくれた皆様ありがとうございました。

photo by EarthColorShooting



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